- 折笠:
2020年度から小学校でプログラミングが必修化されるということで、文部科学省では、すべての小学校でプログラミングの授業をしっかりやれるように準備をしているところです。今日発表された4人のみなさんは、自分でプログラムを組むだけでなく、アイデアを具現化した上で、他の人が使いやすいようなインターフェースやデザインの工夫をこらしたり、さらに使ってもらうためのプロモーションのビデオも作ったりしていて、クリエイターとしてより進んだことをしていますね。実は私にも同じ年代の子どもがいるのですが、がんばっている子はこんなにできるんだ、と自分の子どもの教育について考え直さねばと思ったくらいです。
ともきくんに質問です。苦労した点として、APIのことや、ペットボトルをおすすめする設定温度のことがあがってましたね。技術的な面では困ったことは、特にありませんでしたか?
- ともき:
技術的な面と言えば、今、APIを無料バージョンのものを使っているので、制限がかかってしまうことがあります。そこでエラーが出て、アプリが止まってしまうことがあって、苦労しました。
- 折笠:
無料のアプリなので制限がかかっていて使い勝手が悪かったのですね。服を選ぶというのは、私も迷うことがあるので便利なアプリだと思いました。もし、今のアプリを拡張することがあるなら、目的に応じて、例えばデート用の服をおすすめするとか、今日は堅苦しい会議なのでしっかりネクタイも付けるようにおすすめするなどの機能があると面白いと思いました。
次にありささんに質問です。私もスーパーへ行って何を買うか忘れることなどあるので、「リマインドミー」があると便利だと思いました。友達からも意見を聞いてアップデートしていくと言っていましたが、他にこんなアプリを作りたいなとか、あったらいいなというものがありますか?
- ありさ:
自分で作りたいと思っているものが2つあります。1つは「リマインドミー」の改良版です。今、設定できるのが場所だけなので、時間も追加したいです。例えば、「5時に家にいたら、これはしなくちゃいけないけど、家に着いていなかったらしなくていい」などの機能も付け加えたいと思ってます。もう1つは、ぜんぜん別のものなのですが、算数が好きなので、立体の切断面を予想して当てるゲームを作りたいです。